骨盤の歪み矯正を補助する骨盤体操とストレッチの注意点
2021-05-11
骨盤矯正を調べている時に骨盤体操やストレッチが目に留まる人もいるかと思います。
今回は骨盤矯正と骨盤体操、ストレッチについて書いていきたいと思います。
骨盤体操で産後の歪みや開きは矯正できるのか?
ネットで検索すると「毎日10分間のストレッチで骨盤の歪みを矯正」等、
様々な情報が出てきます。
当院のお客様にはネットで見つけた骨盤体操や産院で教わった簡易的な体操では効果がなかったからとご相談にくる方が多いです。
自力でやる体操だけで効果が出にくい理由
骨盤体操自体に効果がないわけではない様ですが、自分一人で行う体操では体の力が抜けきらないので少しは楽になっても骨盤矯正と言えるほどの効果は感じていないご様子でした。
また次の様な理由も考えられます。
・体操やエクササイズはお一人ひとりの体調や骨盤の歪みを確認していない事
・場合によっては逆効果になる事もある
特に捻る動きは筋肉や腱が伸びきってたり、逆に縮んでしまう事もありますので注意しましょう。
ただし、ストレッチ自体は軽い運動になりますので筋肉の張りを感じるくらいの気持ち良い範囲でしたら健康増進やソフトな筋力アップに良いと思います。
骨盤矯正の補助には最適な事も
骨盤の状態にもよりますが骨盤矯正の補助として的確なエクササイズを行うとより骨盤が安定しやすいという実績はありますので整体に通われる際は自分の判断で行わないで担当者に確認をとってから行うと良いでしょう。
ゆがみの原因や悪い姿勢について
産前・産後は骨盤が歪みやすいので姿勢に注意しましょう。
骨盤体操や歪みの矯正施術をする上でも歪みやすい姿勢をすると戻りにくくなってしまいますので、日頃から姿勢に気を付けて頂く事も大切です。
妊娠中から分泌するリラキシンホルモンと関節のゆるみにより、ご出産後は悪い姿勢の影響を受けやすく骨盤が開きやすかったり、骨格が歪みやすくなっています。
避けたい姿勢① 女の子座り
女の子座りは内股に座った状態です。
股関節が内股に気味に捻じれて非常に骨格が歪みやすく骨盤も開きやすい姿勢です。
膝の関節も不自然なので、この状態で体重が掛かると膝の痛みや変形の原因にもなりますし、O脚になりやすいリスクもあります。
股関節も同様の事が考えられますので避けて下さい。
避けたい姿勢② 横座り
横座りは片側に脚を流す様にした座り方です。
左右さがありますし、女の子座り同様に骨盤、股関節、膝が歪みやすい姿勢ですので避けて下さい。
骨格が歪まない様、なるべく椅子に座るなどしてお過ごし下さい。
簡単な骨盤エクササイズ
今回はお身体に負担が掛かりにくく汎用性の高い体操をご紹介します。
弛んで運動不足なってしまったお尻の筋肉や骨盤底筋を使う事により筋力が戻る様に行う体操です。
お尻上げ体操
1.仰向けになり膝を立てます(膝と内くるぶしは拳一個分開きます)
2.両腕は軽く脇を開いて床につけ上半身を固定します
3.肩から膝までが一直線になる様にお尻を締めながらゆっくりとお尻を引き上げます
4.一直線になったら3秒静止してゆっくりと戻します。
5.無理のない範囲で5回行ってください
注意点:
上半身を反らさない様にする
腰痛がある人や体に痛みを感じる時は中止してください
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