産後のむくみ
2017-09-26
産後からのむくみ
産後むくみを自覚する人は意外です。
妊娠中や出産後にむくみが気になる方はかなり多くいて、妊娠中にむくみが酷く出産すれば終わると思っていたのに産後も苦しんだという人や、出産後にむくみやすくなったという人もいます。
ちなみに、産後は約80~90%の人が足のむくみを自覚するといわれています。
産後むくみを客観的に判断するには、該当部位を指で押してその痕が元に戻りにくく、へこんだ状態のままになるので分かります。
自覚しやすい症状
むくみの出現により自覚症状として現れるのは、だるさ・重たさ・動きにくさ・冷たさ・しびれ・痛み・熱感などです。
また足にむくみがでると歩きづらさを感じますし、手にでると日常の作業に支障をきたします。
それから、顔のむくみは目を開けにくくなったり喋りにくくなったりしますし、場合によってはめまいや耳鳴りといった症状が出ることもあるそうです。
全身のむくみは体の節々の痛みやだるさ、不快感などを伴うなど、様々な症状が伴います。
産後むくみが起こる原因は、急激な血液量の変化・急激なホルモンの変動・妊娠中の体への負担・疲労や睡眠不足などが考えられるのです。
胎児に届けるために増えた血液は出産時の出血などにより体外に出て、体を巡っていた血液量は急激に変化しますし、急激な水分の減少で水分バランスを崩して、体は必要以上に水分をため込もうと働きます。
また、出産で今まで赤ちゃんに行っていた血液や水分の余剰分が行き場をなくしてしまうことも重なって、産後にむくみを引き起こすと考えられているのです。
他にも考えられる様々な要因
出産により今までの胎盤支配のホルモンから、脳下垂体ホルモンの支配に劇的な変化をするので、そのバランスの乱れから体の状態が不安定になります。
妊娠中毒症を合併することや、大きくなった子宮が血管を圧迫し続けていたこと、腎臓の血液量が低下していたことなど、出産時の体への負担などが要因となって影響することも原因と考えられるのです。
また出産時の疲労回復が睡眠不足などによって順調にいっていないと、体の細かい調整がスムーズに行うことができないため、むくみが高確率に出る傾向にあります。
むくみ対処法の一例
産後むくみの対処法の一例ですが、むくみが見られる部分は血行が悪くなって冷たくなりがちなので、手っ取り早く解消するには温めて血行をよくすることです。
簡単にできる足浴は足のむくみ対策だけではなくて、全身の血行を良くするので改善に効果的なので、気持ち良いと感じる熱めのお湯に足首の高さからふくらはぎの高さまで10分程度つけましょう。
休憩する時・お昼寝をする時・夜横になる時に、足の下にクッションや畳んだ座布団を敷いて、10~15cm程度足を上げて横になると、足に溜まりがちな血液が流れやすくなって症状が和らぐ事もあります。
その他にも、産後1ヶ月はしっかりと休養を取る、塩分控えめでカリウムとビタミンB1を積極的に摂取する、適度なマッサージや指圧をするなども対処法になります。
ただ、いろいろな対策法を試したけれど改善しない時には、我慢しないで医療機関や治療院などの専門家に相談することも大事です。
整体で骨盤を整える
産後骨盤矯正や整体で骨盤が整う事により血流が良くなり、むくみが解消される人もいますので骨盤矯正を受けてみるのも一つの方法です。
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