産前産後の骨盤ベルトの効果
2021-08-28
1 骨盤ベルトの役割
妊娠中から出産に向けてリラキシンホルモンが分泌するとお母さんの身体の組織は柔らかくなります。
骨盤や骨盤を支える靭帯、筋肉はもちろん足や背中の筋肉まで自覚が出てくる人もいらっしゃいます。
この弛んだ状態での生活中に骨盤の歪みや身体の痛みを引き起こしてしまうお母さんも多くいらっしゃいます。
腰を支える力がゆるまると腰痛を引き起こしたり、恥骨がズレると恥骨の痛みにつながるなど早い人では妊娠初期からこの様な身体の異変を感じる人もいれば、後期になるにつれて異変を感じる様になる人もいます。
骨盤ベルトはこのこの様な負担軽減したり、産後に抱っこなどの負担を軽減して腰、骨盤周りをサポートする役割を持っています。
2 骨盤ベルトの選び方
骨盤ベルトは様々なメーカーから出ていますので種類や特徴がある様です。
①骨盤の腸骨や仙骨周りとサポートしてくれるもの
②恥骨の負担に対してサポートしてくれるもの
③その他、特徴のある機能があるもの
どの様なベルトを買うかは用途によって選んだり、産婦人科の主治医や助産師さんに相談してみるのも良いと思います。
個人の見解としては締め付けがきつ過ぎないものをお勧めしています。
締め付けがきついものは身体の皮膚や筋肉を圧迫してしまうので血流や体液の循環を阻害してしまう事が考えられますので注意が必要です。
3 骨盤ベルトは正しくつけましょう
骨盤ベルトはつける位置や締め付けの強さがとても重要です。
一般的なものは骨盤の中央部分の仙骨、仙腸関節と骨盤前部の恥骨結合、前腿の張っている部分(大転子)のラインを結ぶ様につける製品が多いです。
締め付け過ぎは逆効果になる事もありますので、取扱説明書を良く読み正しく装着することを心がけて下さい。
締め付け過ぎて気持ち悪くなった時などは一度ゆるめて、軽く巻き直すようにして下さい。
骨盤ベルトを巻くときに気をつける事
骨盤ベルトは、つける位置や締め付けの強度がとても重要です。
つける位置は、骨盤の中央部分(仙骨)と骨盤の前部の接合部分(恥骨結合)と前太ももの張っている部分(大転子)の3点を結ぶラインに。
また、きつく締め付けすぎないように注意しましょう。
装着後に、恥骨のあたりに手のひらがスッと入る程度に余裕を持たせてください。
また使用中にベルトがズレてきたら、正しい位置に巻き直すことも大切です。
ちょっと動いたくらいでベルトがズレる場合は、そもそも正しく巻けていない可能性があります。
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